振袖のバッグは選び方が大切!成人式で困らないポイントを解説

成人式に向けて振袖に合わせるバッグの選び方に迷っている人もいるでしょう。振袖は未婚女性の第一礼装なので、選び方にはいくつかのルールがあります。

今回は成人式の振袖にふさわしいバッグの選び方や成人式以外で使う場面について解説しました。成人式の小物を準備している人は参考にしてみてください。

振袖用バッグを選ぶ3つのポイント

振袖に合わせるバッグは、全身のコーディネートを考えながら選ぶ必要があります。成人式に素敵な姿を披露するために知っておきたい選び方を3つ紹介しましょう。

草履とバッグをセットで選ぶ

振袖は未婚女性の第一礼装です。和装のマナーでは、礼装のときは草履とバッグをセットで身に着けることになっています。

振袖に合わせるバッグは草履とセットで用意すると安心です。セットで用意しない場合でも、色と素材は合わせるようにしましょう。

振袖とバッグの柄を合わせる

振袖には古典柄やレトロモダン柄などの種類があります。バッグにも同じように、古典的なものやレトロ調などデザインが豊富です。

振袖が古典柄の場合は、バッグも古典的なデザインのものを選びましょう。他にも柄のモチーフや色味を合わせると選び方がスムーズに進みます。

帯とバッグの色でコーディネートする

全体に統一感を出すなら、帯の色とバッグを同系色にそろえるのがオススメです。

帯がゴールド系なら、バッグもゴールド系でコーディネートしましょう。帯がゴールドでバッグがシルバーだと違和感があります。

帯とバッグの色をそろえる選び方なら、コーディネートに迷うことはありません。

成人式で困らない振袖用のバッグは?

振袖が未婚女性の第一礼装だと念頭において、成人式にふさわしいバッグの選び方をしましょう。正しい選び方をすれば成人式で困りません。

サイズは小さめ

成人式のような式典では小さめのバッグを持つのがマナーです。

大きなバッグは振袖には似合いませんし、カジュアルな印象になってしまいます。洋装のようなショルダータイプのポシェットも不向きです。手持ちの短いハンドバッグやクラッチバッグを選びましょう。縦長よりも横長のシルエットだと、振袖とのバランスがよくなります。

フォーマルな印象がある

成人式に着る振袖は礼装のため、バッグもフォーマルなものを選ぶ必要があります。

卒業式の袴に合わせることが多い巾着は、振袖にはふさわしくありません。バッグの選び方は、きちんとした印象が大切だと覚えておきましょう。高価である必要はないものの、高級感や上品さも意識しておきたいポイントです。

素材は布かエナメル

着物で礼装するときは、帯地などの布製のバッグを持つというマナーがあります。

成人式に出席するには布かエナメルの素材が適しています。振袖を着用するとはいえ、成人式は自由度が高い式典です。フォーマルなものであれば革などの素材でも問題はないでしょう。

振袖のバッグを成人式以外で使う場面

成人式に向けて用意するバッグは他の場面でも使えます。1回限りにしないためにも、どのようなときに持てるのかを紹介しましょう。

前撮りや結婚式

成人式の他にも振袖を着る機会があります。写真を前撮りする、結婚式に参列するときには活用しましょう。初詣や卒業式の袴にも合うので、振袖を着る機会が多い人ほど活用範囲も広いといえます。

訪問着のバッグとして

振袖を購入する場合、結婚後に訪問着にすることもあるでしょう。訪問着はフォーマルな着物なので、振袖用のバッグを持っても違和感がありません。長く使うことを前提に、落ち着いた雰囲気のデザインを選ぶのも1つの方法です。

洋装でのパーティー

和装小物は洋装には似合わないと考えていませんか。エナメルや帯地ならドレスにも合います。現代風の振袖を着る人は、バッグの選び方も洋風のデザインにしておくのもおススメです。

まとめ

成人式はフォーマルな式典なので、振袖が第一礼装であることを前提にバッグを選ぶことが大切です。厳格にマナーを守る必要はなく、振袖にふさわしいバッグの選び方をすれば成人式以外でも活用できるでしょう。

振袖に合うバッグを選べば、一生に一度の成人式で素敵な姿を披露できること間違いなしです。